炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物であり、その総称をPFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)としている。有機フッ素化合物の代表的なものとして、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)があります。PFOS及びPFOAは、撥水剤、消火剤、コーティング剤等に用いられ、環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質です。同じ有機フッ素化合物で、PFOS及びPFOAと同様の性質を持ち、その代替品として使用されるPFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)などがあります。
令和2年4月1日から、水道水中のPFOS及びPFOAは、国の水質管理目標設定項目(暫定目標値:PFOSとPFOAの合算で50ng/L以下)に設定されました。また、有機フッ素化合物のPFHxSについても、国により令和3年4月1日に要検討項目として位置づけられました。目標値は設定されていません。
*水質基準項目にある「フッ素及びその化合物」は、フッ素とナトリウムなどの無機物が結合した物質であり、フッ素と炭素(有機物)が結合した有機フッ素化合物とは異なるものです
*PFOS 及び PFOA の水質基準への移行について
2024年7月17日に開催された令和 6 年度第 1 回水質基準逐次改正検討会において、PFOS 及び PFOA の水質基準への移行などについて議論されており、今後 PFOS 及び PFOA が 水質基準に移行される可能性があります
https://www.env.go.jp/council/water_supply/kentoukai/kijun/0000183130_00006.html
令和6年12月24日に環境省で令和6年度第2回水質基準逐次改正検討会/PFOS・PFOAに係る水質目標値等の専門家会議(第5回)が開催され、ライブ配信されました。公開された資料に、検査方針及び施行予定について記述されております。
他リンク
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/toukeidata/suido_date/PFOSPFOA.files/000243745.pdf
https://www.env.go.jp/content/000242834.pdf
https://www.env.go.jp/content/000150418.pdf
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